10/06: チリのモンテスがナパでワイン作り,エノテカが販売
読売新聞のサイトに,チリのモンテスがナパに進出し,そのワインを国内ではエノテカが販売するというニュースが出ていました。「ナパ・エンジェル(NapaAngel)2006」がカベルネ・ソヴィニョン90%とシラー10%で6300円,「ナパ・エンジェル・アウレリオズ・セレクション(NapaAngel Aurelio's Selection)2006」がカベルネ中心で1万500円。
米国での報道を調べたら8月にWine Spectator誌に載ったものがありました。これによると安いほうが45ドル,高いほうが70ドル程度を目指しているとのことでした。ブドウはOakville,Stags Leap,Yountvilleで単年の買い付けをしたとのこと。今後は長期的な契約をしていくそうです。
より最近のものではChina Wine Newsという中国人向けのワインニュースサイトに載った記事がありました。これは「NapaAngel」や価格(55ドルと90ドル)も載っていて,ほぼ今回日本で公開された内容に沿っています。また,テイスティングもしたようで「どのワインも非常に似通っている。ビッグでアルコール度数が高く,芳醇で,樽のニュアンスが強く,タンニンがやわらかい」と書いてあります。分かりやすいモダンな作りに徹している感じですね。
これだけの高価格のワインにしては,ワイン好きを引き寄せる魅力があまり感じられないのはどうしたものなのでしょう。なんとなくモンテスの世界中の販売網を使って売り抜けようというふうに見えてしまいます。
米国での報道を調べたら8月にWine Spectator誌に載ったものがありました。これによると安いほうが45ドル,高いほうが70ドル程度を目指しているとのことでした。ブドウはOakville,Stags Leap,Yountvilleで単年の買い付けをしたとのこと。今後は長期的な契約をしていくそうです。
より最近のものではChina Wine Newsという中国人向けのワインニュースサイトに載った記事がありました。これは「NapaAngel」や価格(55ドルと90ドル)も載っていて,ほぼ今回日本で公開された内容に沿っています。また,テイスティングもしたようで「どのワインも非常に似通っている。ビッグでアルコール度数が高く,芳醇で,樽のニュアンスが強く,タンニンがやわらかい」と書いてあります。分かりやすいモダンな作りに徹している感じですね。
これだけの高価格のワインにしては,ワイン好きを引き寄せる魅力があまり感じられないのはどうしたものなのでしょう。なんとなくモンテスの世界中の販売網を使って売り抜けようというふうに見えてしまいます。
10/06: Joseph Phelpsの裁判で初審判決
Joseph Phelps Wineryを先のCEOで先日亡くなったTom Shelton氏と,前ワインメーカーのCraig Williams氏が訴えていた件で初審の判決が出ました。ワイナリが各氏に1200万ドルずつ支払うという判決で,両氏の要求の1/5程度ではありますが,一応勝訴という格好。ワイナリ側は上訴を予定しています(Press Democaratの記事)。
ワイナリ側も,判決を受けてメッセージを公表。これを読む限りでは,原告側がかなり貪欲に見えるのですが,実際はどうなのでしょう。ワイナリビジネスも巨大になってくると人の醜さが表に出てくるようになってしまうのでしょうか。
ワイナリ側も,判決を受けてメッセージを公表。これを読む限りでは,原告側がかなり貪欲に見えるのですが,実際はどうなのでしょう。ワイナリビジネスも巨大になってくると人の醜さが表に出てくるようになってしまうのでしょうか。
10/02: リーデルのピンク・オー,今年は4色
ピンク・リボン運動(乳がんの撲滅,検診の早期受診を啓蒙・推進するために行われる世界規模のキャンペーン--Wikipedia)に賛同して毎年リーデルが出しているピンク・オー・シリーズ。今年は「CrescendO」(最後のOが強調されていることに注意,笑)という名称で,四つのグラスのセットで登場しました。グラスの形はヴィノムのシャルドネ/ヴィオニエと同じだということなので,白ワイン向きだと思います。
クレッシェンドというのは音楽用語でも使われていますが「次第に強く」という意味。四つのグラスの底がピンク色なのですが,それがだんだん強くなっていっています。きれいですね。
このグラスの売り上げの一部はLiving Beyond Breast Cancer (LBBC)という協会に寄付されるそうです。なお,米国の定価は70ドルなので,それほど日本の価格と変わりません。
クレッシェンドというのは音楽用語でも使われていますが「次第に強く」という意味。四つのグラスの底がピンク色なのですが,それがだんだん強くなっていっています。きれいですね。
このグラスの売り上げの一部はLiving Beyond Breast Cancer (LBBC)という協会に寄付されるそうです。なお,米国の定価は70ドルなので,それほど日本の価格と変わりません。
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| リーデル・ピンクリボン2008グラス「クレッシェンド」次回入荷予約 | |
| 8400円(税込み,送料別) | |
| 日本人女性の30人に1人が乳がんになると言われているこの世の中で、乳がんに対する正しい知識を持ち、自分の身近な問題として意識してほしい、ピンクリボンキャンペーンは「乳がんに負けない」世界規模の運動です。… |
いつ以来かわからないほど久々の小ネタ集です。
共和党の副大統領候補にサラ(セーラ,セイラ)・ペイリン(Sarah Palin)アラスカ州知事が指名されて,とばっちりを受けているワインがあります。チリのワインでPalin Syrah(ペイリン・シラー)がそれ。
面白いのはとばっちりにも地域差があること。記事によると,サンフランシスコのワインバーではぱったりと売れなくなり,共和党が強いテキサスのヒューストンでは瞬く間に売れていっているそうです。
ナパのCopiaがサンフランシスコに進出するそうです。Robert Mondaviの財政危機にも絡んでおり,たびたびリストラの話が出るCopia(同日別のニュースでレイオフの記事もあり)ですが,SFで収益を出すことを期待しているようです。そのためにSFは別会社化するとのこと(NapaのCopiaはNPOなので)。
ソノマで太陽光発電を進める動きが広がっています。Solar Sonomaという名前です。ワイナリと太陽電池の話はしばしば登場しますが,地域を挙げて応援していく構えのようです。
Napa Valley Collegeが学生が作ったワインを商品として販売する権利を得ました。ワシントン州のワラワラで例があるものの,カリフォルニアでは初めてらしいです。Napa Valley Collegeといえば,ちゃん・りーさんが在米中にワインのクラスを取っていたと思います。そのときから販売していたら面白かったのに。
共和党の副大統領候補にサラ(セーラ,セイラ)・ペイリン(Sarah Palin)アラスカ州知事が指名されて,とばっちりを受けているワインがあります。チリのワインでPalin Syrah(ペイリン・シラー)がそれ。
面白いのはとばっちりにも地域差があること。記事によると,サンフランシスコのワインバーではぱったりと売れなくなり,共和党が強いテキサスのヒューストンでは瞬く間に売れていっているそうです。
ナパのCopiaがサンフランシスコに進出するそうです。Robert Mondaviの財政危機にも絡んでおり,たびたびリストラの話が出るCopia(同日別のニュースでレイオフの記事もあり)ですが,SFで収益を出すことを期待しているようです。そのためにSFは別会社化するとのこと(NapaのCopiaはNPOなので)。
ソノマで太陽光発電を進める動きが広がっています。Solar Sonomaという名前です。ワイナリと太陽電池の話はしばしば登場しますが,地域を挙げて応援していく構えのようです。
Napa Valley Collegeが学生が作ったワインを商品として販売する権利を得ました。ワシントン州のワラワラで例があるものの,カリフォルニアでは初めてらしいです。Napa Valley Collegeといえば,ちゃん・りーさんが在米中にワインのクラスを取っていたと思います。そのときから販売していたら面白かったのに。
Wine Spectator誌がワイン・レイティング20万本達成を記念して,会員サイトへの無料アクセスを10月1日まで提供しています。
200,000th Wine Rating | Wine Spectator
上のリンクからメールアドレスを入れて「submit」すると,メールが送られてきます。メール内のリンクからアクセスできます。20万本のワイン・レイティングの検索ほか,過去記事なども読めます。
200,000th Wine Rating | Wine Spectator
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先日,オレゴンのShea(シェア)の記事を書いたとき,
Sine Qua Non(シン・クア・ノン)が2003年までここのブドウを使っていた旨書きましたが,そのSine Qua Nonピノの垂直テイスティングを「The PinotFile」がしていました。
記事によると2004,2005年はSanta Rita Hillsのブドウでピノを作ったものの,ローヌ系品種,さらには自社畑に専念するために,もうピノは作らないそうです。つまり2005年がSine Qua Nonピノの最終ヴィンテージになります。
Sine Qua NonのSheaピノの最初のヴィンテージは1996年でしたが,記事では1998年から2005年までをレビューしています。1999,2002年あたりが特においしそうです。2004,2005のSanta Rita Hillsもパワフルなピノが好きな人には熱烈に受け入れられそうです。なお,2003は今回残念ながらブショネだったそうで「サランラップのテクニックを使ったけどうまくいかなかった」とのこと。
また,Sine Qua Nonが使っていたブロックのブドウは現在はLoringとPaliに行っているとか。そういえば,今年財政上の都合でLoring買ってません。Sheaほしい人いるなら買いますが。
もう一個余談で,PinotFileって前はPDFだったのですが,HTMLの記事に変わったのですね。PDF版は有料に変わったということでしょうか。
なお,さすがにSine Qua Nonのピノは日本で入手するのは困難です。ただ,例のAtlantisのグルナッシュの方(WAで98点)は,まだわずかに売っている店があります。
Sine Qua Non(シン・クア・ノン)が2003年までここのブドウを使っていた旨書きましたが,そのSine Qua Nonピノの垂直テイスティングを「The PinotFile」がしていました。
記事によると2004,2005年はSanta Rita Hillsのブドウでピノを作ったものの,ローヌ系品種,さらには自社畑に専念するために,もうピノは作らないそうです。つまり2005年がSine Qua Nonピノの最終ヴィンテージになります。
Sine Qua NonのSheaピノの最初のヴィンテージは1996年でしたが,記事では1998年から2005年までをレビューしています。1999,2002年あたりが特においしそうです。2004,2005のSanta Rita Hillsもパワフルなピノが好きな人には熱烈に受け入れられそうです。なお,2003は今回残念ながらブショネだったそうで「サランラップのテクニックを使ったけどうまくいかなかった」とのこと。
また,Sine Qua Nonが使っていたブロックのブドウは現在はLoringとPaliに行っているとか。そういえば,今年財政上の都合でLoring買ってません。Sheaほしい人いるなら買いますが。
もう一個余談で,PinotFileって前はPDFだったのですが,HTMLの記事に変わったのですね。PDF版は有料に変わったということでしょうか。
なお,さすがにSine Qua Nonのピノは日本で入手するのは困難です。ただ,例のAtlantisのグルナッシュの方(WAで98点)は,まだわずかに売っている店があります。
| Wine shop Cave | |
| シン・クア・ノン(シネ・クア・ノン)パーカーポイント98点アトランティス Fe203-2bグルナッシュ[2005] | |
| 26250円(税込み,送料別) | |
| シンクアノン(シネクアノン)内容量750mlご注意開封後は保存に十分お気を付けの上お早めにお飲みください。保存方法要冷蔵 18℃以下品種グルナッシュ:93%シラー:7%製産地アメリカ商品説明ワインアヴォケイド誌で… | |
![]() | tohoワインマーケット |
| シン・クワ・ノン/アトランティス Fe203-2a グルナッシュ 2005 | |
| 27000円(税込み,送料別) | |
![]() | WINE&JIZAKE INAGEYA |
| アトランティス・グルナッシュ 2c[2005]シネ・クア・ノン【送料込:クール便】 | |
| 26250円(税込み,送料込み) | |
| ●ワイン・アドヴォケート98点 ■葡萄品種:グルナッシュ93%、シラー7%■54%新フレンチオーク樽、46%使用樽(1〜3回) にて22ヶ月熟成。 |
ワインの輸送中に高熱にさらされることがなかったかどうかは,ワイン好きならだれしも気になるところ。特に船便でワインを運ぶときなどは熱に全部やられてしまうことだって十分にあり得ます。
ナパのWTN Services(1-800-FLOWERS社の子会社)が,そういった心配に対応するため,輸送中の温度を記録するラベルを提供しています。
米PakSense社が開発したこの製品,当初は食品の輸送を想定したものだったそうですが,ワインにも有効だと考えたWTN Services社が採用し,ヒット・サービスになったとか。
ラベルは下の写真のようなもの。

シュガーパックくらいのサイズで左上のOKのところが,温度が指定した範囲に入っていたかどうかを判別するものだと思います。
これを利用するコストは1ケース当たり20ドル。決して安くはないですが,1本数十ドル以上する高級ワインであれば,使う価値はあるでしょう。インポータもこういったサービスを使うと顧客への信頼度を上げられるのではないかと思います。
ナパのWTN Services(1-800-FLOWERS社の子会社)が,そういった心配に対応するため,輸送中の温度を記録するラベルを提供しています。
"About the size of a pack of sugar, the labels can be programmed for a range of temperatures and placed directly on the product or product packaging. A light flashes green if the product stays within specifications and yellow if it doesn"
High-tech wine labels track travel temperatures - San Jose Mercury News
米PakSense社が開発したこの製品,当初は食品の輸送を想定したものだったそうですが,ワインにも有効だと考えたWTN Services社が採用し,ヒット・サービスになったとか。
ラベルは下の写真のようなもの。

シュガーパックくらいのサイズで左上のOKのところが,温度が指定した範囲に入っていたかどうかを判別するものだと思います。
これを利用するコストは1ケース当たり20ドル。決して安くはないですが,1本数十ドル以上する高級ワインであれば,使う価値はあるでしょう。インポータもこういったサービスを使うと顧客への信頼度を上げられるのではないかと思います。
09/24: ナパで日本映画の撮影?
takuyaさんのmixi日記経由で知った,宮川俊二さんのブログに載っていた話です。
宮川さんによると
とのこと。おそらく,同席された堀賢一さん(Wine Institute of California日本代表)に伺った話なのでしょうから,信憑性は高いです。楽しみです。
宮川さんによると
今、ナパではある日本映画のプロジェクトが進んでいます。
制作はパブリシティの上手な会社ですから、来年、日本でもカリフォルニア・ワイン、
きっと盛り上がりますよ。
とのこと。おそらく,同席された堀賢一さん(Wine Institute of California日本代表)に伺った話なのでしょうから,信憑性は高いです。楽しみです。







