早いもので,「Two Buck Chuck」(2ドルのチャック)の通称で知られる「Charles Shaw」のワインが登場してから5年経ったそうです。一時ほど話題にはならなくなったものの,この5年間で売った本数は3億本。昨年はカリフォルニアで売られたワインの8%を占めていたそうです。
"I think Two Buck Chuck has helped to make people aware that wine is not just for special occasions"(Michael Mondavi)

Two Buck Chuck still making waves

それまで,カリフォルニアの安ワインというと,ジャグワインと言われるような,「Burgandy」や「Chablis」などと名が付いたものが主流だったと思うのですが,このワインのおかげでローエンドまで,いわゆる「バラエタル」のワインになってきたような気がします。おそらくそれは高級ワインの消費にもつながってきているのでしょう。

ちなみにWineLibrary.tvでもChalres Shawのテイスティングの回があります。このヴログ(Vlog=Video Log)の目的が紹介したワインの販売であることを考えると,他の店(Charles ShawはTrader Joe'sが独占販売しています)のワインを紹介するのは異例のこと。この回,なかなか面白いです。まずいのは本当にまずそうな顔をして飲むあたりが。

ちなみにテイスティング結果はSBが84,CHが67,Gamay(ヌーボー)が56,Merlotが74,Syrahが85,Cabが61でした。Syrahが結構おいしそう。