ソノマの中央に当たるSanta Rosaにワイン博物館を作ろうという動きが始まっています(Plans for wine museum take shape – North Bay Business Journal - North San Francisco Bay Area, Sonoma, Marin, Napa counties - Archive)。

AT&Tの電話交換局が入っていたビルのリニューアルで検討しているもので、15000スクエアフィート(約1400m2)を使う予定です。John McCormickというアンティークのディーラーが集めた4500点のカリフォルニアワインの歴史的な展示物や40~60ワイナリの試飲スペースなどが考えられています。

ワインの博物館というと鳴り物入りで登場し、その開発コストがRobert Mondaviの没落にもつながったといういわくつきのCopiaが思い起こされます。Copiaは2001年にオープンして2008年には巨額の負債を抱えて倒産してしまいました。いまだにビルの再利用については検討している状況です。

今回のプランもその二の舞いにならないか、と思ってしまうのですが、毎週1000人程度の入場者でペイできるよう考えているというので、なんとかなりそうな気もします。建物が既にあるというだけでも、コストは大分違うでしょうし。

うまくいけば2015年の夏頃にオープンする見込みだといいます。