旱魃が続いているカリフォルニアですが、このままで行くと消費者にとっても影響が出てくることになりそうです(Why wine drinkers should worry about the California drought - Telegraph)。

ナパは今回の旱魃では比較的影響が少ない方ですが、それでも通常年間750mmほど雨が降るところ、今年は200mm以下。3年続いての旱魃となっています。溜池にはまだ水があるので、今年は乗り切れますが、このまま続くと来年にはワインに影響が及ぶことになりそうです。

また、旱魃の影響は翌年に出てくることにも注意が必要です。今年、ブドウの樹に水が足りないと、樹が成長を止めてしまったりして、翌年の着花が減ってしまうとのこと。2015年は不作の年になる恐れが高まっています。