鹿児島のいちき串木野市に「薩摩藩英国留学生記念館」が7月20日、オープンします。

江戸幕末に薩摩藩から英国に留学した若者たちの足跡を紹介する記念館です。先日「アカデミー・デュ・ヴァンで長澤鼎のセミナー開催」という記事を書きましたが、この長沢鼎が日本を出たのが、「薩摩藩英国留学生」だったのです(なお、アカデミー・デュ・ヴァンのセミナーは23日、まだ申し込み可能です)。

19人の留学生の中で生涯を国外で過ごしたのは長沢鼎ただ一人でした。苦労も多かったでしょうが、82歳と天寿をまっとうしたのですから、充実した人生だったと思います(留学生の中には41歳で暗殺された森有礼など、若くしてなくなった方がかなりいらっしゃいます)。

まだ、鹿児島には行ったことがないのですが、いつか行く機会があったら、ここにも足を伸ばしてみたいものです。