カリフォルニアで早くも2014年の収穫時期が始まっています(Early 2014 Grape Harvest Begins - Wines & Vines - Wine Industry News Headlines)。南カリフォルニアのテメキュラ・ヴァレーや、セントラル・ヴァレーでは既に収穫が始まっており、ナパやソノマでも一部で収穫を開始しています。

ナパやソノマなどで畑の管理を請け負っているAtlas Vineyard ManagementによるとRussian River Valleyでスパークリング・ワイン用の収穫を始めており、記録的な早さだといいます。他の地域でも概ね例年より2週間ほど早い収穫になりそうです。今年の旱魃がヴェレゾン(ブドウの色づき)を早めているのではないかと見られています。

また今年は、2012年や2013年ほどではないが豊作なようです。今のところ問題が見当たらない年になりそうです。

ただ、旱魃はブドウの木にストレスを与え、来年の収穫を減らす可能性があります。懸念がないわけではありません。