3月24日の地震で被害が大きかったナパ市の中心部で、クアッドコプター(リモコンで操作する4枚ローターの小型ヘリコプター、ドローンと呼ばれることもあります)を使って被害を空撮したビデオがYouTubeに上がっていました。



これは、クアッドコプターが被害の把握にどれだけ役立つかを示すことや教育目的で撮られたビデオとのこと。全部許可をもらって撮影しているそうです。

撮影の範囲では、大破した建物はないですが、レンガ作りの部分を中心に建物の破損はかなり多くありそうです。窓ガラスが割れている物件もあります。

破損は屋根部分が多いため、クアッドコプターの威力は絶大です。かなり近づいた撮影もできますから、人が直接上に登らなくても被害の状況をかなり細かく調べられます。

なお、今回の撮影に使ったのはDJI Phantom 2 Vision +という機種。最初から空撮用のカメラをセットしており、こういった空撮をする人にとっては、今はこれしかないといっても過言ではない機種のようです。撮影中の画像が手元のスマートフォンでリアルタイムで確認できたり、クアッドコプターを見失ったときに、飛ばした場所に戻ってくる機能などがあるとのこと(ただしバッテリー切れには注意)。