もはやセントラル・コーストを代表する生産者になったと言っても過言ではないのがポール・ラトー。サンタバーバラを中心に買い付けたブドウでワインを作っていますが、Wine Advocate誌ではほとんどのワインが95点前後と高得点を取っています。1万円前後で買えるシャルドネ、ピノ・ノワール、シラーの中ではベストの1つと言っていいでしょう。

Wine Advocate誌で高得点を取っている他のワイナリ、例えばマーカッサンやオーベールなどと比べると、押し出しは強くないですが、品が良くきれいなワインであり、日本人の好みにも合っているような気がします。

2012年は好ヴィンテージであり、シラーで97点、ピノ・ノワールとシャルドネで最高96点など高得点を連発しています。