ポール・ラトーのシャルドネ/ピノ・ノワールの中でも人気が高いのがサンタ・ルシア・ハイランズのPisoni(ピゾーニ)のブドウを使ったものです。シャルドネはイースト・オブ・エデン、ピノ・ノワールはランスロットという名前が付いています。

こちらも2012年のものが発売されていますが、楽天を見ると2011年ものもわずかに残っている模様です。

そして、意外なことに、Wine Advocate誌のレビューを見る限りでは2011年の方が評価が高いのです。一般には2011年は気温が低くて難しい年、2012年は安定した気候で良年と言われていますが、そう単純には割り切れないようです。ピゾーニのワインはビッグになりがちなので、涼しい年の方が味が引き締まっていいということがあるのかもしれないという気もします。

なお、イースト・オブ・エデンの場合、2011年が95+、2012年が93。ランスロットでは2011年が96で、2012年が92。ただ、どちらも2011年の飲み頃は2015年~、2012年の飲み頃は2014年~なので、長熟型の2011年に対して、早飲み型の2012年ということなのかもしれません。

【2011年】


【2012年】