カリフォルニアワインの産地というと、まず名前が上がるのがナパ、ソノマ。それに加えてサンタ・バーバラ、パソ・ロブレス、サンタ・ルシア・ハイランズなどのセントラル・コーストといったところが普通でしょう。なかなかアンダーソン・ヴァレーにまでは思いを馳せないと思います。そのアンダーソン・ヴァレーの紹介記事が出ていました(Lovers Of California Wine, Keep An Eye On Anderson Valley : NPR)。

ナパも40年前の1970年代には25くらいのワイナリーしかなく、ただの田舎町だったわけで、現在のアンダーソン・ヴァレーは当時のナパを彷彿とさせるような、田舎っぽさがいい意味でも悪い意味でも残っているようです。

もちろん、ミシュラン三つ星などファンシーなレストランはありません。素敵なグッズを売っているところもありません。

ただ、ワインに関してはLittorai、Copain、Drewなど既に名の知られたワイナリーがブドウを使っています。

いつかアンダーソン・ヴァレーも現在のナパのようになる日が来るのでしょうか。

個人的には田舎っぽさが残っている間に行ってみたいものです。