2014年末に、マクドナルドでフライドポテトに使うポテトが足りなくなり、Sサイズしか販売しなくなったことがあったのは覚えている方も多いでしょう。

マクドナルドのことだからワインには無関係なように思ってしまいがちですが、実はポテトが足りなくなったのは米国の港湾における労働者のストライキのせい。これによって、米国からのワインの輸入もかなり滞っており、インポーターにとっては胃の痛むことが多かったようです。

労使交渉がなかなか進まずストライキが長期化していましたが、ようやく暫定合意に達したというニュースが出ていました(米港湾労使交渉が暫定合意 西海岸、物流停滞解消へ)。
西海岸の各港湾では既に大量の積み荷が滞留しており、仮に最終合意に達してもしばらくは輸送の遅れは続きそうだ。

とのことで、すぐに問題解決とはいかなさそうですが、ようやく先が明るくなってきたように感じます。ただ、積み荷が港湾に滞留しているということは、ワインのコンディションも心配です。

余談ですが、マクドナルドでポテトが足りない期間に販売していたカーリーフライが美味しかったので、ぜひ復活して欲しいと思ってます。