スパークリングワインで人気の高い、ソノマのワイナリー「J」をガロが買収することが明らかになりました(E & J Gallo buying J Vineyards & | The Press Democrat)。買収金額は明らかになっていません。

J Vineyards and Wineryは1986年にジュディ・ジョーダンが設立しました。近隣にある人気ワイナリーJordanとは、親戚関係にあたります。

ジュディ・ジョーダンは今回の買収について、「会社が一層の高みに登るための最適な組み合わせだ」と述べています。ガロもJも、家族経営の企業で、品質のバランスを重視していることなど、共通点が多いとしています。

ソノマに大きな勢力を持つブランドというと、ガロのほかに、先日シドゥーリを買収したケンダル・ジャクソンがあります。ケンダル・ジャクソンの場合は、買収したワイナリーの独自性を伸ばすことを重視している感がありますが、ガロはどちらかというと、ガロ・ブランドの中に丸め込んでしまうような感じがあります。

杞憂に終わればいいのですが、Jのスパークリングは、このブログでもたびたび紹介しているように、私も大好きなブランドなので、今後が気になります。