IPOBミニインタビューシリーズの最後はペイ・ヴィンヤーズのニック・ペイ、ヴァネッサ・ウォン夫妻です。おしどり夫婦という言葉が似合うとても仲の良いお二人でした。

DSC01649

――ペイ・ヴィンヤーズについて教えて下さい。
ニック:私とヴァネッサは1990年にUCデイヴィスで知り合いました。その後、ヴァネッサはピーター・マイケルなどで働き有名なワインメーカーになりました。

96年にソノマ・コーストの最も北のアナポリスというところの、海から6kmほど離れた場所で土地を買いました。98年に12ヘクタールの畑を作り、今は21ヘクタールまで広がっています。ヴァネッサは2001年からペイに専念しています。

――ヴァネッサさんはとても有名なワインメーカーですが、ピーター・マイケルから、このような小さなプロジェクトに移った理由は何でしょうか。
ヴァネッサ:自分で様々なことをコントロールできるからです。ただ、天気だけは自分でコントロールできないので大変です(笑)。

――畑はとても涼しそうなところにありますね。
ニック:ここの畑は標高200~250mくらいのところにあります。ここの気候で面白いのは、標高が低いほど霧などの影響が大きくて気温が低くなることです。また、ある標高を超えると今度は標高が高いほど気温が低くなります。ペイの畑はちょうど霧が届く限界くらいにあります。

――ワイン作りの特徴を教えて下さい。
ヴァネッサ:除梗をせず、天然酵母だけを使っています。

===================
試飲したワインの中ではソノマ・コーストのシャルドネは花の香りが愛らしく、何度も飲みたくなるようなワイン。一方エステートのシャルドネはミネラル豊かで芳醇な味わい。

ピノ・ノワールもソノマ・コーストのものは香りの豊かさが特徴的でした。また「アマ」というエステートのピノ・ノワールは、うまみを強く感じるワイン。どのワインもさすがの出来栄えでした。