米国のÜllo(ウーロ)というスタートアップが飲み物から酸化防止剤だけを取り除くグッズを開発しています。この7月からキックスターターで資金調達し、製造に取り掛かる意向です(Sulfite Remover to Lower the Chemical Levels in Wine | Wine News & Features)。

どんなグッズなのかは、まず写真を見てください(Ülloのツイッターおよびインスタグラムから)。





Pure life. Pure wine. Launching on Kickstarter in July!

Ulloさん(@ullowine)が投稿した写真 -



デカンターの上に乗っているコーヒーフィルターみたいな「ポッド」が本体で、これによって酸化防止剤(SO2)だけを取り除くとのこと。ポッドは1つがワイン1本分で、残念ながら1回しか使えません。価格は量産時に2.5ドルを目指しています。

酸化防止剤は、ワインを飲んだときの頭痛の原因ではないかと想像している人がたくさんいますが、実際には頭痛のほとんどは酸化防止剤が原因ではありません。ただ、酸化防止剤アレルギーの体質の人もわずかながらいます。

ウーロを使うと、ワインの中の酸化防止剤は10ppm以下になる(これは醸造中に自然に作られる量と同じくらい)とのことですが、完全に除去はできないので、アレルギー体質の人には向かないかもしれません。

冒頭に紹介した記事ではワイン・ジャーナリストのW.ブレイク・グレイ氏が、シャルドネとピノ・ノワールでウーロを使ったワインとそうでないワインを試飲しています。

彼の感想としては、シャルドネはウーロを使っていないものの方が、熟成香などもあり、好ましく感じたとのこと。ピノ・ノワールはウーロを使った方がフレッシュな味わいで美味しかったそうです。

ウーロの開発者であるジェームズ・コーナッキ氏によると、一般には白ワインの方がウーロを使ったものが好まれる傾向が強く、赤ワインでは意見が割れるそうです。

あなたはこのグッズに300円払いますか?