タクシー配車サービスUber(ウーバー)がワイナリー観光に進出を始めています。今年4月にサンルイスオビスポで「UberWine」と呼ぶサービスを開始し、9月にはサンタ・バーバラでも同サービスを始めました(How Uber Is Changing the Way Drunk People Take Wine Tours | MUNCHIES
Uberのロゴ)。

Uberはスマホのアプリで簡単に車が呼べる上、運賃が従来のタクシーよりも3割程度安いことで急成長を遂げました。ワイナリー観光でも同様で、従来のリムジンのサービスが4人の客が乗れるセダンで1時間60ドル~くらいだったものが、1時間35ドル~(4人まで。6人までは45ドル~。また距離によって高くなる場合がある)と最大4割も安くなります。例えば1時間40ドルとして朝10時から夕方6時まで4人でツアーに行くとすると、合計320ドル。一人あたり80ドルと1万円程度で済むことになります。
配車アプリ画面

ユーザーにとっては飲酒運転の危険がなく、慣れないところで道を調べる必要もないなど、メリットはいろいろあります。これまでの価格では二の足を踏んでいた人でも、これなら使って見ようかと思う場合もあるでしょう。
車のお迎え

サンタ・バーバラがうまくいけば、次はナパやソノマかもしれませんね。