開けたワインを何年間もフレッシュに保存できる革命的な製品コラヴァン(Coravin)。2013年に製品の出荷が始まって以降、未知数だったその実力の評判は、上がりさえすれども、全く下がるところを知らない(一時的に安全性の問題は生じたものの)まま現在に至ります。

既に米国では定番製品の1つといってもいいような状況で、販売数も最初の数年で2万~3万ユニットを目論んでいたものが、10万ユニットを超えています(A Coravin Wine Device in Every Kitchen? | News | News & Features | Wine Spectator)。

そのコラヴァンに新製品「Model Two」が登場しました。

Coravin Model Two

コラヴァンはコルクに小さな穴を開けてそこからワインを注ぐのですが、その針を刺す部分のハンドルが大きくなってより使いやすくなったのが特徴的。これまでの製品は業務用が6割で家庭用が4割程度の販売だったのですが、今回は家庭用が8割を狙っています。

価格は330ドルで従来の300ドルよりわずかに上がっています。

なお、気になる日本への輸入については、以前以下のような記事を書いています。
Coravinの輸出対象国に日本が入っていない理由が判明しました

それから状況が変わったのかどうか定かではないのですが、実際には並行輸入品として日本に持ち込まれています。