ミウラ(Miura)というと、真っ黒なボトルに直接プリントされた赤いMiuraの字、そして闘牛の牛のイメージと、マッチョな印象があります。ワインで言えば、ここの代表作ともいえるピゾーニのピノ・ノワールのイメージに近いワイナリーです。
ミウラ・ラベル
ピゾーニだけでなく、ミウラはサンタ・ルシア・ハイランズのピノ・ノワールをいくつも作っており、そこが専門だと思っていたのですが、なんとロキオリからブドウ供給を受けてピノ・ノワールを作り始めたのだそうです。

最初のヴィンテージである2012年はロシアン・リバー・ヴァレーの表記になっていますが、2014年からは晴れてロキオリの名前が使えるようです。2012年も中身は100%ロキオリとのこと。何らかの契約上の制限があるようです。

ロキオリの単一畑で1万円台というのは昨今では貴重な存在でもあります。ロキオリ・ファンにとってもミウラのファンにとっても気になるところでしょう。どういうワインに仕上がっているのか、興味深いですね。



ミウラの入門編としてはこちらをどうぞ。格安です。