カレラのワインの中でも一番人気を誇るのがジェンセン。以前、筆者のFacebookで質問したら、筆者の友達ではジェンセンが一番好きという人は意外にもいなかったのですが、個的には高く評価しています。

例えば、筆者の周りで支持する人が多かったセレックは、たしかに長期熟成能力はあるし、非常に複雑な味わい。うまくはまったらものすごく美味しいワインになる印象です。その代わり、飲み頃の判断は難しそう。

ジェンセンも熟成したらすごく美味しくなりますが、熟成しなくても十分おいしいという点ではセレックよりも上かも。

いつ、どう飲んでも外さないのは「私、失敗しないので」というドクターXに似ているのではないかと。

日本では、ジェンセンの販売は、ほかの畑と抱き合わせになることが多いですが、このところ単体でもそこそこ出ているようです。税込みで1万8000円を切れば、かなり安い部類になります。

近年では2013年はWine Advocate誌で95点、2012年は96点の評価です。