3回目となるソノマ郡バレル・オークションがサンタ・ローザで開催されました(Sonoma County Barrel Auction Continues to Break Records as Third Annual Event Raises $794,500 | Sonoma Wine)。

昨年の報告は
2年めのソノマ郡バレル・オークション、昨年実績の1.5倍と好調

今年の落札総額は79万4500ドル。昨年の69万3800ドルより、約10万ドル上回りました。

1番の注目は今年もピノ・ノワール。2年連続で、コスタ・ブラウンの提供したロットが1位になりました。「The Shire of Freestone 」というタイトルで、ソノマ・コーストの複数の畑のブレンドになるようです。落札額の6万ドルも新記録ですが、20ケースなので、1本あたりは285ドル程度。10ケースで4万6000ドルだった昨年を下回ります。

ちなみに1ケースあたりの落札額のトップはプライド・マウンテンで4000ドル。ワインはカベルネでサミット・キュベの25周年となっています。

また、落札額の2番目はシルバーオークのアレキサンダーヴァレー、カベルネです。

3番目はウイリアムズ・セリエムのピノ・ノワール。

ソノマ郡のバレル・オークションはナパに比べると落札額も低く、1本あたり100ドル以下で落札されるものが大多数で、参加への敷居は低そうです。実際、日本から参加された方もいたようです。