takuyaさんのブログに「Kosta Browne売却」という記事が出ていました。オーナーはこれで大金を手にして後は引退して悠々自適に暮らすのか,などと妄想をめぐらせたのですが,元記事を読んだところ,オーナーが変わるのではなく,出資者が変わるとのことです。

記事によると初期の出資者が年を取ってキャッシュ・アウトしたいと考えたというのが売却の理由で,新しい出資者はソノマのVincraft社です。VincraftはWalt Klenz,Bill Price,Pete Scottの3人が2009年初頭に開設した会社。彼らはBeringerとFostersワイン・グループのトップ・エグゼクティブだったそうです。Bill Price氏は有名なDurell Vineyardのオーナーであり,数年前にはKistlerに出資して話題を呼びました(参考記事)。

Vincraftは今後もナパで2,3のワイナリを,ソノマでも一つか二つ,セントラル・コーストで一つのワイナリを買収予定とのこと。この動きには今後注目が必要そうです。