オー・ボン・クリマといえばサンタバーバラの開拓者として知られており、カリフォルニアの中でも最もエレガントなピノ・ノワールを作る生産者の1つです。かつては高嶺の花でしたが、最近は現地価格より安くなっているものさえあり、極めてお買い得感が高いワインになっています。

近年はあまり大きな話題にはなっていませんが、注目のバランス追求派「IPOB」には所属しております。むしろ時代がオー・ボン・クリマに追いついてきたと言ってもいいのかもしれません。

まず、フラグシップのイザベルですが、ワイナリ価格が50ドルに対して、税込みでも4000円台で売っているところがあります。さまざまな畑のベストセレクションをブレンドしたフラグシップです。


長女の名前がついたイザベルに対して、長男の名前がついたのがノックス・アレキサンダー。サンタバーバラのビエンナシードの畑からのベストセレクションです。オー・ボン・クリマの中では比較的骨太のピノ・ノワールですが、それでも相当にエレガントです。ワイナリ価格45ドルに対して、税込みで4000円そこそこというのは極めてお買い得。


最後はタリー・ヴィンヤードのピノ・ノワール。これもワイナリ価格50ドルが税込み4500円程度。さらにポイント10倍なので実質4000円そこそこの安さです。