ボージョレヌーボーの記事なんて書いている場合じゃなかったですね。カリフォルニアではありませんが超ビッグニュースです。ワシントン州の人気ワイナリー「チャールズ・スミス(Charles Smith)」が、大手酒販会社のコンステレーション・ブランズに売却されました(Charles Smith reshapes Washington wine industry - Great Northwest Wine)。売却額は1億2000万ドルと言われています。

チャールズ・スミスは「カンフー・ガール」などユニークな名前とラベルのワインで人気のワイナリー。品質も非常に高く、大手雑誌で90点台半ばの点数を多くのワインで得ています。

オーナーのチャールズ・スミスにとってはこれは2回目のワイナリー売却。前回は2006年にこれも人気のあったMagnificent Wine Companyを売却しています(完了は2010年)。

チャールズ・スミス自身はワイナリーを離れるものの、ワインメーカーなどは残るとのこと。また、チャールズ・スミスはこれで引退というわけではなく、次のプロジェクトを温めている様子。ただ、まだその内容は明らかになっていません。昨年シアトルのボーイング近くに開いたテイスティングルームがとても好調らしく、そのあたりが次の動きの発端になるのかもしれません。