人気の高いカレラのピノ・ノワール。セントラル・コーストのほか、6つの自社畑のものがあります(日本専用のブレンドやロゼを除く)。この評価がどうなっているか、ド・ヴィリエが加わった2007年以降でWine Advocate誌のレイティングをまとめてみました。

カレラ評価

ジェンセンが高評価というイメージがありましたが、近年頭一つ抜け出ているのはセレックです。また、個人的にはミルズとリードはちょっと下というイメージを持っていましたが、ミルズは意外と高評価が多いこともわかりました。

ちなみに、平均を取ってみると、一番はセレックで96.2、次がジェンセンで95.4、以下ミルズが94.6、ド・ヴィリエが93.9、ライアンが93.3、リードが92.1、セントラル・コーストが90.3でした。

セントラル・コーストは価格を考えると結構あっぱれな安定ぶりです。

生産量も入荷も少なく、入手が難しいセレックとジェンセンを除くとミルズ、ド・ヴィリエあたりがお買い得感がありそうです。特にミルズは現行ヴィンテージの2012、米国での最新ヴィンテージの2013の両方でジェンセンと同じレイティング。価格は約半分です。ド・ヴィリエはやや長熟型ですが、個人的には好きな味わい。