マイエノ(MyOeno)は、ワインを化学的に分析し、好みのワインを教えてくれるデバイス/システムです。現在、「ウルレ」というクラウドファンディングサイトで出資者を募集中で、1万5000ユーロが目標のところ、既に1万7000ユーロ近くが集まっています(MyOeno - Ulule)。



デバイス
(写真はすべてサイトより)
ユーザーは、ワイングラスにこのデバイスを差し込みます。するとデバイスはワインの特性を分析してスマホに送ります。

分析
スマホの画面上ではこのように分析の結果が見られます。ユーザーはここで、このワインが好きかどうかを入力します。

お薦め
すると、その好みに基づいて、そのユーザーが好きそうなワインを教えてくれるというシステムになっています。

米国にはWine Ringというスマホアプリで、飲んだワインの評価を入れると、他のユーザーの評価などからお薦めワインを教えてくれるというものがあります(Wine Ring)。

マイエノも、それに似たところはありますが、実際にワインを分析しているところが独自です。Wine Ringのような「集合知」の要素があるかどうかはよくわかりませんでした。技術的には可能だとは思いますが。

出資は最低5ユーロから。デバイスを含む場合は115ユーロから。

ちょっと価格が高い感じはありますが、どう分析して何を薦めてくれるのか、興味深いです。