久々に秋葉原近辺に用事があったので,ランチを淡路町の「やまいち」で取ることに。ここは近所の有名店「勝漫」の人が独立して開いた店。実は以前(といっても20年近く前ですが)オフィスがこのあたりだったので勝漫にはよく行ったのです。あそこの大かつ丼は僕の原点の一つ。

ネットで予習したところ,特ロースかつ定食がおいしそうだったので2000円とランチにしてはお高いながら,それを注文。周囲も半数以上が特ロースでした(2番目に多かったのはヒレかつ丼だったよう)。

待つことしばし。出てきたカツはかなり大きめで厚みもたっぷり。肉厚1.5cmくらいありそうです。横に5等分さらに縦にも半分に切られており,それぞれ一口サイズになっているのはうれしいところ。

ソース類がテーブル上にいろいろありますが,アンチソース派の僕としては,岩塩とゆず胡椒を選択しました。

まずは端っこの一切れ。見た目はほとんど脂です。ゆず胡椒と岩塩を少し付けていただいたところ…

劇うま

脂が甘くとろけるようにおいしいです。これはやっぱり塩が合います。ゆず胡椒には味噌汁に入ってもらって(これはこれでとてもおいしかった),残りも塩でいただきます。はっきり言いますが,これにソースをべちゃべちゃにかけて食べる人は肉の味,脂の味を分かっていないと思います。

やや強めに揚げられたこのとんかつ,肉もおいしいですが脂の旨みを味わうものと思った方がいいかもしれません。肉だけの切り身はやや満足度が低いです。一切れだけはソースをかけていただきました(やっぱり塩の方がよかったですが)。

たまにおいしいものを食べると満足感が違いますね。



余談ですが,帰りにヨドバシカメラに立ち寄ったところ,Caplio R7が一番人気と書いてありました。